呼吸器疾患



呼吸器疾患について

慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは
「階段の上り下りがキツイ」「咳や痰が多くなった」など、⾝体の変化を年齢のせいにしていませんか?
慢性閉塞性肺疾患 COPD は咳や痰、息切れが主な症状で、慢性的に空気の流れ(気流)が制限される病気です。初期には、⾃覚症状が殆どない場合が多く、ゆっくりと進⾏して、しだいに重症になっていきます。
かなり進⾏してから、患者さんが息切れなどの症状に気づく場合が多いのが、⼤きな問題です。

原因
最⼤の原因は喫煙で、患者さんの約 90%以上は喫煙者です。
⻑年にわたる喫煙が⼤きく影響するという意味で、まさに“肺の⽣活習慣病”です。タバコを吸わない⽅でも 4.7%の⼈が COPD にかかっています。
気管支喘息とは
喘息は、空気の通り道である気道(気管⽀など)に炎症が起き、空気の流れ(気流)が制限される病気です。気道はいろいろな吸⼊刺激に過敏に反応して発作的に咳・ゼーゼーと気管⽀が鳴る喘鳴・呼吸困難が起きます。(気管⽀が収縮して狭くなり、それにより喘鳴や呼吸困難の症状が起きてきます。)
症状は軽いものから⽣命に関わるほど重症になる場合もあります。
喘息患者の気道は、適正な治療が⾏われていないと炎症とその修復が繰り返される過程で気道の壁が厚くなり、気道の過敏性も増してきます。
このようになる前に、治療が必要です。
呼吸器疾患


原因
さまざまな原因物質に対して敏感に反応し、気管⽀が収縮することで喘息は起きます。空気中に含まれる喘息の原因物質として、ダニ・カビ・ハウスダストやアレルギーの関与も指摘されています。